トップメッセージ

介護と医療をつなぐ未来へ
私たちにしかできない挑戦を続ける
サンウェルズが掲げる経営理念「自らが輝き、人を元気にする」。
この言葉には、私たちが介護を通じて利用者様に笑顔と活力を届けたいという強い意志が込められています。介護の現場には、身体に不自由を抱え、心が沈みがちな方が多くいらっしゃいます。私たちの使命は、そうした方々が心から元気を取り戻し、「その人らしく輝く」ことをサポートすることです。
私が介護業界に入ったきっかけは、若い頃の長い闘病生活でした。19歳から24歳の間、私は重い病気を患い、何度も入退院を繰り返していました。社会に出て活躍したい時期に、病床で過ごす日々が続き、未来への希望を見失いかけていた私を支えてくれたのは、病院で出会った看護師の方々でした。彼らはいつも明るく前向きで、その笑顔に何度も救われました。
その時、「どんな状況でも人は幸せになれる」ということを学びました。そして、病気や障害を持つ方々を支えたいという強い想いから、介護業界での起業を決意したのです。
しかし、実際に施設を運営し始めると、多くの課題に直面しました。介護スタッフが厳しい労働環境で疲弊し、十分なケアを提供できない状況があったのです。利用者様一人ひとりに質の高いサービスを届けるためには、まずスタッフが健康で、やりがいを持って働ける環境が不可欠だと気付きました。
そこで、スタッフが「自ら輝く」職場環境を整えることに注力し、彼らが心からやりがいを感じ、成長できる職場を作ることが、結果として利用者様へのより良いサービスにつながると確信しました。
パーキンソン病に特化した施設「PDハウス」は、その取り組みの代表例です。
私たちは、身体的なケアだけでなく、心のケアにも重点を置いています。たとえ身体が思うように動かなくても、心が元気であれば、その人らしく輝いて生きることができる。私たちはその信念を大切にしています。
また、私たちは介護と医療の連携にも力を注いでいます。国内外の大学病院や医療機関、そして異業種のパートナーとの共同研究を通じ、最新の技術やデータを活用することで、より質の高い介護サービスを実現しています。こうした先進的な取り組みは、介護現場に新しい価値を提供し、「真の利用者満足」を追求するための重要な一歩です。
サンウェルズは、スタッフが輝き、利用者様が元気になることで、地域社会に貢献していくことを目指しています。
まだ道半ばではありますが、介護サービスに進化と変化を生むためにも挑戦を続けて、これからも新たな介護の形を創り出していきます。
株式会社サンウェルズ
代表取締役社長